史上最高のバトルロイヤル、開戦

十二大戦 死にゆく 戦士たちの物語―

2017.10.02:椎名豪、パノラマパナマタウン、Do As infinity、澤野弘之よりコメント

椎名豪(音楽)

■十二大戦を最初に読んだときの印象

いろんなキャラの過去がこのバトルロイヤルをさらに盛り上げる鮮やかで悲しい話でしたね。
キャラ一つ一つも奥が深く関係性の伏線がものすごく緻密です。
分からなくならないようにキャラクター相関図を自分で作り再度読み直しましたね。それぐらい夢中になれました。

■楽曲制作にあたってこだわっている部分

主観的、客観的な視点が同居できるように、メロディとサブメロ(対旋律)で 会話してるような曲を作るよう心がけました。
干支は各国の特徴的な楽器、声を使い表現して見ました。
あとは冷たさの表現はいろんな初期反射音を使って音でも温度が下げれればと チャレンジして見ました。

■アニメ映像を見てどう感じましたか?

自分は初めて見たのがPV作成の時の動画でしたが、
温度の感じる映像で人肌感の感じと冷たい背景との色彩が とてもこの十二大戦を物語るすごいインパクトでしたね。

■アニメを楽しみにしている皆さまにコメントをお願いいたします。

何度見ても毎回、キャラクターへの感情移入の深さや見方が変わる 作品です。なのでなんども見て欲しいです。
もし、その何回目のうち一回ヘッドフォンで聴いていただけると 新しい発見もまたあるので、それも楽しみしてください。

パノラマパナマタウン(オープニングアーティスト)

『十二大戦』の原作小説を最初に読ませていただいた時に、一番印象的だったシーンは、第一話で異能肉が猛毒である「獣石」を飲まされた際に、
「これを飲んだものは、12時間で死ぬ」と言われても一切驚かなかったシーンです。
「他の十一人の戦士も全く驚かなかった」とあるところから、十二人の戦士が「十二大戦」にかける常識はずれの思いが伝わる導入になっており、
僕もこのシーンからスーッと物語に入っていくことができました。

ただ原作を読むだけでは、十二人の戦士たちが、なぜあそこまで十二大戦に対して思い入れを持っているのかがわからない。
死ぬことが怖くないほどに、戦いが重要視されているかがわからない。そうした原作小説を読んだだけでは分からなかったことが、
アニメの絵コンテを読んで理解できました。異能肉という人間のバックグラウンド、戦いにかける思いというものが、
第一話の絵コンテに描かれていて、原作を読んだ時の疑問が氷解する感覚を味わいました。

理由があるから戦える。やりたいことがあるから生きられる。 まだ第一話しか観れていませんが、一視聴者として楽しみにしてます!

Do As Infinity(エンディングアーティスト)

伴 都美子

原作を読み、音源を聴き、わらわらと溢れ出てくるままに言葉を綴りました。人はみな自分の知らない自分を秘めているものだ。
そんなことを考えていた最中だったので、今回のお話をいただけてとても興奮しました。オンエアが楽しみです!

大渡 亮

十二大戦のエンディングテーマを担当させていただき大変光栄でございます。[化身の獣]で作品が更に高まって頂ければ幸いでございます。

澤野弘之(エンディングプロデュース)

今回、「十二大戦」のエンディングテーマを制作でき光栄に感じています。
楽曲制作の依頼を頂いた際に拝見したPV映像は、以前からTVのCMで気になっていた作品だったので、
まさかED曲プロデュースという形で携われるとは思っていませんでした。
これまでDo As Infinityと制作してきた楽曲の中で一番アップテンポの曲となりました。
「十二大戦」という作品の世界観と共に楽曲も楽しんで頂ければ幸いです。

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